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Puter と The Everything Project:確認できていることと時系列

更新中のタイムライン · 最終更新 · 更新履歴 1 件

「puter everything」で検索したなら、同じ名前を共有するものが二つあります。10 月 13 日 2026 年に Puter が公開した Everything リポジトリと、puter.com の「everything you need」という一文です。この記事はリポジトリ、ウェブサイト、公式の X の投稿に絞り、何が Puter 自身のもので何がそうでないかをはっきり示します。

Puter は、Puter Technologies による AGPL-3.0 のオープンソースでセルフホストできる「インターネットコンピュータ」(ホスト版は puter.com)です。The Everything Project は同じ GitHub 組織の下にある別の MIT ライセンスのモノレポで、2026 年 10 月 13 日に作られ、オフィス、コラボレーション、クリエイティブ、ビジネス、ゲームのアプリを、オープンソースの代替として作り直しています。10 月 16 日には、「Everything」の名前を使う暗号資産のトークンが X に出回りましたが、Puter の公式な声明は見つかりませんでした。

2026-10-18 に読んだもの:GitHub のリポジトリ HeyPuter/puter(README、ライセンス、最新リリース 26.10、GitHub API によるリポジトリの統計)と HeyPuter/everything(README、MIT ライセンス、コミット一覧、コントリビューター、統計)、puter.com のトップページ、@HeyPuter と @NariBuildsStuff の X の投稿。時刻は GitHub と X が示す UTC です。アプリは一つも動かさず、ベンチマークもせず、時系列のどの事実にもニュース記事は引用していません。

タイムライン

  1. GitHub にリポジトリ HeyPuter/puter が作られます。現在の説明は「The Internet Computer! Free, Open-Source, and Self-Hostable.」です。README は Puter を「機能が豊富で高速、拡張性の高い、高度なオープンソースのセルフホスト型インターネットコンピュータ」と呼び、特に記載がない限りリポジトリは AGPL-3.0 でライセンスされると述べています。同じ README は、puter.com のホスト版、アプリストア、AI ビルダー、開発者向けドキュメントにリンクしています。

    GitHub: HeyPuter/puter README

  2. Puter が UTC 00:18 に GitHub でリリース 26.10 を公開します。ノートには、ダッシュボードの Teams タブの再設計、クリックジャッキングへの対策、AI モデルのカタログやサードパーティのサイトでのファイルピッカーの修正など、多数のマージされたプルリクエストが並んでいます。10 月 18 日時点の最新のタグ付きリリースで、メインブランチには 10 月 17 日までコミットが続いています。

    GitHub: Puter release 26.10

  3. @HeyPuter が X に「Your AI-built app can now make money」と投稿します。オープンソースの AI サイトビルダーが、サイトやアプリの決済を自動で設定できるというもので、ライブデモと、HeyPuter/builder リポジトリのソースへのリンクが付いています。10 月 9 日(AI ビルダーのテンプレート)と 10 月 10 日(X 向けのプレイ可能なカード)にも似た投稿が続きます。Everything リポジトリの周りにある製品の組み合わせ、つまりホスト型の OS、開発者向けプラットフォーム、AI ビルダーが見えてきます。

    @HeyPuter on X: AI Builder can set up payments

  4. リポジトリ HeyPuter/everything が UTC 16:18 に作られます。最も古いコミット「Add MIT license」のタイムスタンプは UTC 16:12 で、LICENSE ファイルには「Copyright (c) 2026 Puter Technologies Inc.」とあります。リポジトリの説明は「We’re rebuilding and open-sourcing the world’s software from scratch.」です。README は Everything Project を、Office から Slack、Photoshop から AutoCAD まで、世界のソフトウェアをゼロから作り直してオープンソース化する取り組みと説明し、一つのモノレポに、アプリごとに src 内の専用フォルダを置いています。

    GitHub: HeyPuter/everything README

  5. UTC 17:22、@HeyPuter が「SolidWorks の代替を作り直してオープンソース化したところ」と投稿します。AI アシスタントが組み込まれており、ライブデモと Everything リポジトリのソースにリンクしています。これがこのプロジェクトの CAD アプリです。同じ日に他のユーザーがリポジトリについて投稿を始め、アカウントは一部に、フォークを勧める返信をしています。

    @HeyPuter on X: SolidWorks alternative

  6. @HeyPuter が、別のユーザーの投稿(UTC 09:46)をリポストします。それは Everything Project を、人気のあるソフトウェアのオープンソースの代替を作るチームで、50 以上のアプリが挙がっていると紹介するものです。UTC 21:05 には、Teams の代替を探しているユーザーに Puter Meetings を使うよう勧め、「それもオープンソースだ」と述べます。Everything リポジトリのコミットログには、同じ日の 3D アプリの更新と、README の表への Help Desk の追加が見えます。GitHub のプロフィールで会社を HeyPuter としている Nariman Jelveh のアカウント @NariBuildsStuff も、同じ投稿をリポストしています。

    @HeyPuter on X: Puter Meetings, “open source too”

  7. Solana 上の「The Everything Project」($EVERYTHING)というトークンについての投稿が、UTC 07:50 までに X に現れます。新しいトークンの発行を追うアカウントによるもので、いくつかのアカウントは @NariBuildsStuff に、手数料や寄付を彼に送れるのかと尋ねています。これらは第三者の投稿です。私たちが見た投稿では、あるアカウントはプロジェクトのトークンだと言い、別のアカウントは Puter チームのトークンだと言っています。Puter、HeyPuter、Nariman Jelveh の投稿で、何らかの関係を認めたり否定したりするものは見つからず、Everything の README にも puter.com にもトークンへの言及はありません。後述のトークンの節をご覧ください。

    @bitecong on X: alert post about the $EVERYTHING token

  8. リポジトリのメインのコミットは続きます。UTC 15:31 の Documents のレビュー修正の一巡と、UTC 23:09 の wiki ドキュメントのコミットです。10 月 18 日 UTC 01:36 の時点で、リポジトリのスターは約 2,055、フォークは 294 で、README の表には Office、Collaboration、Creative Tools、Engineering、Productivity、Finance、Business、Developer Tools、Games にまたがる 51 行のアプリがあります。そのうち 28 行では、Try it のリンクに「Demo URL not yet provided」というツールチップが付いています。

    GitHub: HeyPuter/everything repository

Puter とは何か

Puter は、Everything リポジトリのライセンスファイルに示されている Puter Technologies という会社の製品で、GitHub では HeyPuter という組織で公開されています。メインのリポジトリ HeyPuter/puter は 2024 年 3 月 3 日に作られ、主に TypeScript で書かれており、10 月 18 日の GitHub API ではスターが約 43,800 です。README は二つの読者を挙げています。ユーザーには、「仕事、創作、遊びに必要なアプリと機能のすべてを、一つの屋根の下に」。開発者には、JavaScript ライブラリの背後にある AI、クラウドストレージ、キーバリューデータベース、サーバーレスワーカーと、開発者がアプリを公開して収益化できるアプリストアです。

使い方は二つあります。ホスト版は puter.com にあり、README は、同じソフトウェアをセルフホストできると述べています。Linux と macOS 向けのワンライナーのインストールスクリプト、Windows 向けの同等の PowerShell、npm で起動するローカルの開発用チェックアウトです。細部はリポジトリのセルフホストのガイドが基準になります。ソフトウェアのライセンスは AGPL-3.0 で、改変版のネットワーク上のユーザーにソースを提供することを求める強いコピーレフトのライセンスです。Everything リポジトリの MIT ライセンスとは異なるので、両方に同じ条件が適用されると考えないでください。

現在の puter.com のトップページのタイトルは「One subscription. Unlimited apps.」で、サブタイトルは「Everything you need to work, create, and play.」です。アプリはグループごとに並んでいます。スプレッドシート、ドキュメント、プレゼンテーション、ホワイトボード、PDF などのオフィスの基本、チームチャット、メール、会議、カレンダー、連絡先、署名などのコラボレーション、写真と音声のエディタ、3D Studio、フラッシュカードなどのクリエイティブと学習のツール、請求書、CRM、契約、POS、在庫などのビジネスアプリ、チェス、チェッカー、数独などのゲームです。有料プランはどれもページ上のすべてのアプリを開放し、上位のプランではストレージ、AI、サポートが加わるとあります。ログインも、どれかのテストもしていません。

「Everything」が指すもの

「puter everything」は二つの意味にとれます。一つ目は、トップページの「Everything you need to work, create, and play」という文で、これはマーケティング上の文言で、製品名の役目は果たしていません。二つ目は、新たな注目を集めている The Everything Project、つまりリポジトリ HeyPuter/everything です。README には正確な表があり、各アプリについて、それが代替となる商用製品と、アプリを試すリンクとソースを読むリンクが載っています。たとえば Spreadsheet アプリは代わりとなる製品として Microsoft Excel、Google Sheets、Apple Numbers を挙げ、Documents アプリは Word、Google Docs、Pages、Teamchat は Slack、Teams、Google Chat を挙げています。

プロジェクトのアプリは src ディレクトリのサブフォルダに、アプリごとに一つずつあり、README の始め方は、リポジトリをクローンし、src/spreadsheet のようなフォルダに移動し、依存関係をインストールし、Node.js 22.12 以降で開発サーバーを動かすというものです。各アプリはそれぞれのフォルダからインストールして動かすもので、README はセット全体を入れる単一のインストーラーを説明していません。多くのアプリは、spreadsheet.puter.com や chess.puter.com のような puter.com のサブドメインのデモを指しており、10 月 18 日には README の 51 行のうち 28 行の Try it のリンクに「Demo URL not yet provided」のツールチップが付いていたので、表にデモのリンクがあっても、動くデモがあるとは限りません。

アプリの成熟度については、一次の出典は事実を示すだけで、判定は示していません。コミットメッセージには、3D アプリの「feature-parity round」や Spreadsheet と Documents の「adversarial review fixes」といった作業の区切りが書かれていて、アプリが活発に開発されていることがうかがえます。ただし、それぞれのアプリが名指しした商用製品と比べてどうかは分かりません。X の外部のあるアカウントは、アプリの大半は初期段階で機能が同等ではないと書きましたが、これは個人的な評価で、Puter 側の発言ではない点に注意が必要で、私たちも試していません。それぞれのアプリは、頼る前に自分で試すものとして扱ってください。

誰が作っているのか

GitHub のリポジトリのコントリビューター一覧は、jelveh という一つのアカウントが 182 件のコントリビューションで占めており、次のアカウントは 1 件です。jelveh のプロフィールには Nariman Jelveh という名前があり、会社は HeyPuter、X アカウントは @NariBuildsStuff へのリンクがあります。同じ名前が、メインの Puter リポジトリのプルリクエストの作者としても現れ、たとえばリリース 26.10 の Teams タブの再設計があるので、プロジェクト自身のページで、この人物は Puter とつながっています。これを記すのは、X の投稿に、Everything Project は「一人で」作られたと主張するものと、「Puter の背後にあるチーム」だと言うものがあったからです。リポジトリはコミット数の点で前者の読み方を裏づけ、ライセンスファイルは所有権の点で後者を裏づけます。著作権表示に Puter Technologies Inc. の名前があるのです。

コミット数は作業量の測り方としてよくなく、これだけ多くのアプリを持つリポジトリがどう作られたかという議論に決着をつけようとはしていません。確認できるのは日付です。最も古いコミットは 2026 年 10 月 13 日 UTC 16:12 で、リポジトリには、私たちが確認した翌日以降のどの日にもコミットがあります。

$EVERYTHING トークン:分かったこと

10 月 16 日 UTC の朝から、X には、新しいトークンの発行について自動でアラートを出すアカウントから、「The Everything Project」という Solana のトークンを宣伝する投稿が現れ、複数のユーザーが公開の返信で @NariBuildsStuff に、プロジェクトのために集められていると言われる寄付や手数料を受け取るのかと尋ねました。これらの投稿の中には、トークンが Puter のプロジェクトを支えるものだと書いているものがあります。すべて第三者の投稿です。

プロジェクトがトークンを発表するなら通常使う公式の場所を確認しました。Everything の README、Puter の README、puter.com のトップページ、10 月 7 日から 18 日までについて取得できた @HeyPuter と @NariBuildsStuff の投稿です。どれにもトークンへの言及はなく、これらのアカウントが発行した、支持する、否定すると述べた投稿も見つかりませんでした。声明がないことはどちらの証明にもならないので、トークンが Puter と関係があるかどうかについては、何も主張しません。言えるのは、プロジェクト自身のページがオープンソースのソフトウェアを説明していること、そしてトークンはそこで説明されていないことです。

トークンを検討しているなら、Puter が自らのチャンネルで別のことを述べるまで、その名前は確認されていない関係の主張として扱ってください。また、この記事を投資判断に使わないでください。ここにあるものは、金融上の助言ではありません。

自分で確かめる方法

同じ週のオープンソースのリリースを追っているなら、同じ週に GitHub で話題になった別のプロジェクトは GPTibo のオープンソース化:確認できていることで扱っています。オープンな 3D 制作のツール面は Blender の代替ツールの選び方で論じています。Everything リポジトリには 3D アプリがあり、Puter の組織にはブラウザ上の Blender のリポジトリもあるからです。オープンウェイトの AI モデルについて同じ形で作った時系列は、Reflection Beam 501B の時系列をご覧ください。Front のブログ一覧にすべての記事があります。

  • github.com/HeyPuter/everything から始めます。README の表が、アプリの一覧と、どれにデモのリンクがあるかの正式な情報です。
  • 再利用するつもりのフォルダの中のライセンスファイルを確認します。ルートのライセンスは MIT ですが、リポジトリ内のアプリは、独自の条件のサードパーティのライブラリを含んでいるかもしれません。
  • Puter 自体については、HeyPuter/puter リポジトリのセルフホストのガイドを読み、リポジトリが AGPL-3.0 であることを覚えておいてください。
  • お知らせには、X の @HeyPuter と GitHub のリリースページを使ってください。ニュースレターやボットによる要約を含む、他のアカウントによるリポストは、お知らせではありません。

確認できていないこと

  • $EVERYTHING トークンが、何らかの形で Puter や Nariman Jelveh とつながっているかどうか。どちらの声明も見つかりませんでした。
  • Everything の個々のアプリが、名指しされた商用製品と比べてどれだけ完成しているか。どれも動かしていません。
  • Everything Project に取り組んでいる人数。コントリビューター一覧には突出した一つのアカウントが見えますが、コミット数はチームの規模を測りません。
  • Puter のユーザー数、収益、プランの価格。トップページはプラン名を価格表に載せていますが、全体を読めなかったので、価格は載せません。
  • アプリをオープンソース化した動機や商業的な計画。私たちが読んだ一次の出典はどれも述べていません。
  • X 上の第三者による、アプリの数についての主張(時期によって 30、46、50 と報じられました)。私たちが引用するのは README の表の数だけで、プロジェクトの更新とともに変わります。

あわせて読みたい

全記事は新しい順に Front ブログ一覧 にあります。

よくある質問

Puter とは何ですか。

Puter Technologies による、オープンソースでセルフホストできる「インターネットコンピュータ」です。puter.com のホスト型サービスとして、また HeyPuter/puter リポジトリから AGPL-3.0 でセルフホストできるソフトウェアとして動きます。

The Everything Project とは何ですか。

2026 年 10 月 13 日に作られた MIT ライセンスのモノレポ HeyPuter/everything で、オフィス、コラボレーション、クリエイティブ、ビジネス、ゲームのアプリを、商用ソフトウェアのオープンソースの代替として作り直しています。

Everything は Puter と同じものですか。

いいえ。Puter はプラットフォームとホスト型の OS で、Everything は同じ GitHub 組織の下にある、アプリを集めた別のリポジトリで、ライセンスも異なります(MIT と AGPL-3.0)。Everything のデモの多くは puter.com のサブドメインでホストされています。

Everything のトークンは公式のものですか。

確認できませんでした。X にある $EVERYTHING トークンについての投稿は第三者のもので、Puter 自身のページにも @HeyPuter にも、トークンへの言及は見つかりませんでした。

Puter はセルフホストできますか。

できます。README には、Linux と macOS 向けのインストールスクリプト、Windows 向けの PowerShell コマンド、Docker の経路が書かれています。リポジトリのセルフホストのガイドをご覧ください。

更新履歴

  • — 初回公開。HeyPuter/puter と HeyPuter/everything のリポジトリ、puter.com のトップページ、X の @HeyPuter と @NariBuildsStuff を、2026 年 10 月 18 日(UTC+8)まで確認しました。

出典